算数再履修(数学のやり直し学習)

  • 2024.09.30

小学4年生から中学2年生までの「算数/数学」を系統別にやり直します。「学校の授業」に適応することが目標です。

中学進学前と中1夏休みは予防を目的とした集中講座も設けています。

引受学年 小学5年生後期から
中学2年生前期まで
対応枠 少人数枠
個人枠(家庭教師利用可)
週回数 週2回以上

学校の授業に適応する学習の目標と目的

当コースの目的は、学校の授業が学力に合わなくなってしまった状態を、授業に適応できるまでに回復させることです。学校の授業は止まらず進行していますので「現在進行中の授業に追いつく」という表現がわかりやすいです。

どうして数学は苦手になりやすいのか?

学校は、授業についてこれない生徒に対して「頑張れ」とは言いますし、親切な先生なら個別で教えてくれたりもしますが、できない人を待つために授業を止めることはしません。

しかし数学は既知の知識の上に新しい知識をつなげて拡げていく学問ですから、「前提」に不備があれば「次」のことは理解できません。未慣熟の状態で次に進めば理解漏れはどんどん蓄積していきます。

塾に行っても苦手が改善しないのはなぜ?

小中学生向けの塾の大多数は定期テスト対策を扱います。なお、高校入試対策=内申点対策=定期テスト対策です。 定期テスト対策は現在進行中の学校の授業に沿った学習ですから、学校と同様にできない人を待つために授業を止めることはしません。

さらに集団指導の学習塾は「できない生徒」に合わせると「できる生徒」にとって意味のないものになってしまうので、なおのこと配慮はしません。

当コースが「本物のやり直し学習」といえる理由

できるまで待ちます

これを実行するために当コースでは定期テスト対策はしません

理解漏れを残したまま先に進む「理由」がなくなることで「学力に合う勉強」に集中できるようになります。

〔STEP3:定着確認〕で「できていない」と判定した場合、〔STEP2:練習〕に戻って繰り返します。これが「待つ」です。

「系統」で進めるから学校より時間効率が良い

数学には「計算・図形・割合・論理読解」のような系統があります。学校の授業では複数の系統を混ぜ合わせながら進めていきますが、当コースでは系統別に進めます。

  • 前後のつながりがわかりやすいので目の前の勉強に納得しやすい
  • 知識を上塗りするタイミングが早いので定着しやすい。
  • 得意な系統を除外でき、不得手な系統にじっくり取り組める。
  • 追いつくための「先取り」に対応しやすい。

再確認ですが、当コースの目的は「数学の学力を伸ばすこと」ではなく「学校の授業に追いつくこと」です。 学校の授業は現在も進んでいるのですから学校より早いペースで進めることは絶対ですが、 投下スピードだけ速くしても吸収できなければ意味がありません。

それを解決するための系統別学習です。

系統別学習は学校の授業とはかみ合いません

ゴールは同じでも過程の進め方が違いますので、「過程」を評価する定期テストでは成果が出にくくなります。

お引き受けに際してはこの点に同意が必要です。

学習期間

修了までに要する期間

理解漏れの程度や開始学年によって異なりますが、半年~1年程度が目安です。

  • 目安期間は夏休みの学習量増(特別日程参加)を前提にしています。
  • 「やらされ勉強」が定着していると期間が大幅に伸びます

中学範囲について

修了見込み時期によって扱う範囲が異なります。

中1前期 正負の数、文字式
中1後期 一次方程式
中2以降 連立方程式、一次関数

中学3年の継続について

高校入試準備に関する見解相違を防ぐために中3範囲の単元は取り扱いません。中学3年生の継続引受でも取り扱う範囲は中学2年生までです。

ご利用条件

学力条件

小学3年生までに学校で習う程度の教科書知識に大きな欠落がないこと。特に九九。

自宅学習についての同意事項

当コースの学習は、平日60-90分相当、週末90-120分相当の宿題があります。

宿題に適切に取り組まないと学習が進みません。

以下に該当する場合はお引き受けできません

  • 他の「学習塾」も利用する場合 ※英会話、珠算、書道は「学習塾」ではありません
  • 本人に学力改善意思がない場合 ※程度については体験時に判定します
  • 学校成績を気にされる場合。