中学受験コースの詳細説明

  • 2025.10.10

このページは中学受験コースのシステムやコンセプトを書いていますが、入塾案内のページと重複することが多いです。

入塾案内のみをお求めの方は、学習塾サービス総合案内ページから学年別の案内ページに移動してください。

学習指導の特徴01/07

当塾の個別指導は、公文式や学校補習系のやり方とはずいぶん違います。とはいっても奇を衒ったことをしているのではなく、受験専門の個別指導塾ではスタンダードな手法です。「予習型」や「反転授業型」と呼ばれることもあります。

そこでまず、小中学生向けの個別指導塾ではあまり一般的ではない「受験系個別指導塾」の進め方を説明します。

予習は宿題

集団指導塾の「授業」で行うことは自習教材を用いた宿題として行います。

市販の冊子型教材を使用しますが、十分な学習期間がある場合は映像教材の選択もできます。映像教材を使用すると「映像授業塾」と同等あるいはそれ以上の学習効果が期待できます。

塾では対話中心

予習(宿題)でわからないことを塾日に解消します。 学習塾といえば静まり返った印象ですが、当塾の指導時間は対話中心です。

当塾は同時稼働する「隣のクラス」がないので対話は対面授業と同じトーンで行います(行えます)。

塾日以外も学習計画の範囲

塾で勉強したことは、そのままでは忘れてしまいます。ゆえに復習が必要ですが、当塾ではするべき復習を宿題として指示します。

すなわち1週間の学習のうち、「最低限すべきこと」はすべて宿題として管理します。

指導方針と目標管理02/07

最初から

入塾時期にかかわらず「最初から」始めます。学力に不安があっても大丈夫です。

志望校準拠

「一般的」ではなく「志望校」の出題傾向に合わせた学習教材を使用することで、学習難度のマッチはもちろんクセのある出題傾向にもしっかり対応します。

基礎底上げ型

難問に挑む前に当たり前のことを当たり前にできる基盤づくり。基礎学習に大きな時間を使います。

二段階目標

「合格」を第一目標とした上で、合格者平均点越えを第二目標にしています。

合格者平均点超とは、入学後の授業に安心して適応できる学力のことです。

標準日程03/07

5年生
4月
  • 単元別学習(基礎レベル)
  • 学校見学
5月
6月
7月
8月
  • 夏季特別日程(夏期講習)
  • 単元別学習
9月 単元別学習(発展難度)
10月
11月
12月
1月
  • 学習進捗検査(塾内テスト)
2月
  • 6年生先取り(映像教材使用時)
  • 単元別学習
3月
6年生
4月
  • 単元別学習(本番レベル)
  • 学校見学
5月
6月
7月
  • 志望校仮決定
  • 夏休み学習の方針決定
8月
  • 夏季特別日程(夏期講習)
  • 単元別学習の総まとめ
  • 志望校決定(最終)
9月
  • 過去問演習
  • 模試
  • 保護者面談(合否判定)
10月
11月
12月
  • 出願手続き
  • 冬季特別日程(冬期講習)
  • 答案作成練習(実戦練習)
1月 入学試験

夏休み

時間帯を変えた特別日程を実施しています。

一般的な学習塾では「夏期講習」と呼ばれる独立したプログラムですが、当塾では長期学習計画の一部に組み込んでいます。

期間の区切り【重要】

単元別 基礎 入塾時から
5年生夏休みまで
単元別 発展 5年生夏休み明けから
5年生冬休みまで
単元別 発展
6年生先取り
5年生冬休み明けから
5年生3月まで
単元別 本番レベル 6年生進級から
6年生夏休みまで
過去問 6年生9月から
6年生12月まで

夏休みや冬休みを区切りとして学習の難度や性質が変わります。

(標準プランでは)前述「目標管理」のとおり入塾時期に関わらず「単元別 基礎」から始めますので、開始時期が1段階遅いと進捗も1段階遅くなるイメージです。入試問題の難度が高い学校を志望する場合、入塾時期が遅いと必要な学習を網羅できない場合があります。

しかし逆に、出題難度が「基礎」や「発展の中でも比較的低難度」の学校もあります。つまり「基礎=本番レベル」の学校を志望する場合は入塾時期が遅くても間に合います。

後述「07 入塾審査>学力検査2」にも関連する記載があります。

過去問・実戦演習04/10

夏休みの学習の整理が終わったら過去問の試行を始めます。通常は9月上旬頃からです。遅くとも10月第二週から着手します。

2段階

学習目的を単純化することで定着を促します。

解き方を知る段階9月頃から

「日曜日に試行→塾日に質問→土曜日に再試行」で1セット。1週単位で「1年度分」を入念に解きます。

答案作成練習冬休み

時間分配や取捨選択などの「実戦の練習」をします。

「解ける問題」の完成度を高めることで、入試直前に最も必要な「自信付け」も同時に行います。

単元別学習は「夏休み」で終了

問題集による単元別学習が完了していないと複合問題である過去問は解けません。(説明をしても理解できません) このため問題集ベースの学習は「遅くとも夏休み」で終了する学習計画で進めます。

引受対象校05/10

  • 静大附属静岡
  • 静岡学園
  • 静岡雙葉
  • 英和女学院
  • 常葉
  • 静岡大成
  • 静岡サレジオ
  • 静岡翔洋
  • 静岡聖光学院
  • 城南静岡
  • 常葉橘
  • 静岡北
  • 清水南
  • 静大附属島田
  • 藤枝明誠
  • 藤枝順心
  • 常葉菊川
  • 静岡駅周辺6校が主要引受対象校です
  • 入塾時期によってはお引き受けできなかったりご利用クラスの指定をする場合があります
  • 静岡県東部西部や県外受験はお引き受けしていません

教室06/10

完全マンツーマンや3名以下の少人数制指導のみを想定した小規模な教室です。

教室によって1枠時間や定員、指導方法が異なります。

静岡教室 Aクラス

完全マンツーマン対応を想定したコマ割りと定員設定。

1枠は80分で、定員は1名もしくは2名です。

時間帯 時間
月曜 1 16:30-17:50 80分
2 18:00-19:20 80分
3 19:30-20:50 80分
木曜 1 16:30-17:50 80分
2 18:00-19:20 80分
3 19:30-20:50 80分

定員について

静岡Aクラスの定員は、「1名」もしくは「2名」です。

未稼働枠について最初にご利用を決定した方のご希望で決定します。 たとえば最初の利用者が「定員1名」を希望した場合、その枠の定員は「1名」となり、追加募集は行いません。

最初の利用者が「定員2名」を希望した場合、その枠の定員は「2名」となり、追加募集を行います。この場合、次の「2名枠希望者」が入塾されるまでは実質的に1名枠と同じ対応となります。(費用面でかなりお得です) ただし、「2人目」の入塾が決定した後の枠変更はできません。

「2名枠」ご利用時は「週2回・月木利用)」が必須です。週1利用はできません。

静岡教室Bクラス

コスパを重視しながら受験指導に必要な対応時間を確保。

1枠は120分で、定員は3名です。2枠連続によるフリータイム利用も可能です。

時間帯 時間
水曜 1 16:30-18:30 120分
2 18:30-20:30 120分

当クラスは体験でも使用しています。

焼津教室

「板書授業を行う超少人数制」による高密度な学習指導を可能にしています。

1枠は120分で、定員は2名です。

時間帯 時間
火曜 1 16:20-18:20 120分
2 18:30-20:30 120分
木曜 1 16:20-18:20 120分
2 18:30-20:30 120分

授業イメージ写真を元にAIでイラスト化しています

静岡教室

焼津教室

3人制クラス

入塾審査07/10

適切で安全な個別指導のために入塾審査を厳格に行っています。

志向性審査

学習効果が見込めない、あるいは「事故」の懸念がある方の引き受けいたしません。

  • 他の習い事を週3回以上されている場合
  • 算数を扱う他の学習塾を並行利用する場合
  • 本人が受験を拒否している場合 ※公立中学に行きたい場合も含みます
  • 【6年生のみ】志望校の学校説明会に参加していない

学力検査1(入塾可否判定)

小学4年生の学校のテストで概ね80点程度がとれていれば大丈夫です。あくまで目安であって厳密なものではありません。

この判定は初回面談時の持参資料で行います。

基礎レベルからやり直すので、「九九ができない」「2桁以上の掛け算割り算のひっ算ができない」でなければ入塾そのものをお断りすることはありません。

学力検査2(通塾回数判定)

5年生夏休み以降で「特定の学校を志望」かつ「週1回通塾を希望」の場合に行います。テストの結果によって通塾回数やご利用クラスを指定させていただくことがあります。

6年生夏休みまでに単元別学習を終了する学習計画が立てられるかが判定基準です。

志望校現在学力入塾時期の三要素が関係します。特に「入塾時期」の影響が大きいです。