中学受験コースの詳細説明

  • 2025.12.13

学習指導の特徴01/07

当塾の個別指導は講義型教材による「予習」を元に進めるスタイルで、学校補習系の個別学習塾や公文式の進め方とはずいぶん違います。 受験専門の個別指導塾ではスタンダードな手法ですが小学生対象の学習塾では少ないスタイルなので進め方の概要を説明します。

予習は宿題

集団指導塾の「授業」で行うことは自習教材を用いた宿題として行います。

市販の冊子型教材を使用しますが、十分な学習期間がある場合は映像教材の選択もできます。

塾では対話中心

予習(宿題)でわからないことを塾日に解消します。 学習塾といえば静まり返った印象ですが、当塾の指導時間は対話中心です。

当塾は同時稼働する「隣のクラス」がないので対話は対面授業と同じトーンで行います(行えます)。

塾日以外も学習計画の範囲

塾で勉強したことは、そのままでは忘れてしまいます。ゆえに復習が必要ですが、当塾ではするべき復習を宿題として指示します。

すなわち1週間の学習のうち、「最低限すべきこと」はすべて宿題として管理します。

宿題の物量は学習進捗状況にもよりますが、平日90分、学校休日180分程度になります。これを行う時間の確保と物量の同意がお引き受け条件のひとつになっています。

指導方針と目標管理02/07

最初から

入塾時期にかかわらず「最初から」始めます。学力に不安があっても大丈夫です。

志望校準拠

「一般的」ではなく「志望校」の出題傾向に合わせた学習難度と傾向対策をします。

基礎底上げ型

難問に挑む前に当たり前のことを当たり前にできる基盤づくり。基礎学習に大きな時間を使います。

二段階目標

「合格」を第一目標とした上で、合格者平均点越えを第二目標にしています。

合格者平均点超とは、入学後の授業に安心して適応できる学力のことです。

入学後の授業適応や大学受験を見据えて「再現性のある学習」を重要視しています。

標準日程03/07

5年生
4月
  • 単元別学習(基礎レベル)
  • 学校見学
5月
6月
7月
8月
  • 夏季特別日程(夏期講習)
  • 単元別学習
9月 単元別学習(発展難度)
10月
11月
12月
1月
  • 学習進捗検査(塾内テスト)
2月
  • 6年生先取り(映像教材使用時)
  • 単元別学習
3月
6年生
4月
  • 単元別学習(本番レベル)
  • 学校見学
5月
6月
7月
  • 志望校仮決定
  • 夏休み学習の方針決定
8月
  • 夏季特別日程(夏期講習)
  • 単元別学習の総まとめ
  • 志望校決定(最終)
9月
  • 過去問演習
  • 模試
  • 保護者面談(合否判定)
10月
11月
12月
  • 出願手続き
  • 冬季特別日程(冬期講習)
  • 答案作成練習(実戦練習)
1月 入学試験

夏休み

時間帯を変えた特別日程を実施しています。

一般的な学習塾では「夏期講習」と呼ばれる独立したプログラムですが、当塾では長期学習計画の一部に組み込んでいます。

期間の区切り【重要】

単元別 基礎 入塾時から
5年生夏休みまで
単元別 発展 5年生夏休み明けから
5年生冬休みまで
単元別 発展
6年生先取り
5年生冬休み明けから
5年生3月まで
単元別 本番レベル 6年生進級から
6年生夏休みまで
過去問 6年生9月から
6年生12月まで

夏休みや冬休みを区切りとして学習の難度や性質が変わります。

(標準プランでは)前述「目標管理」のとおり入塾時期に関わらず「単元別 基礎」から始めますので、開始時期が1段階遅いと進捗も1段階遅くなるイメージです。入試問題の難度が高い学校を志望する場合、入塾時期が遅いと必要な学習を網羅できない場合があります。

後述「07 入塾審査>学力検査2」にも関連する記載があります。

過去問・実戦演習04/10

夏休みの学習の整理が終わったら過去問の試行を始めます。通常は9月上旬頃からです。遅くとも10月第二週から着手します。

2段階

学習目的を単純化することで定着を促します。

解き方を知る段階9月頃から

「日曜日に試行→塾日に質問→土曜日に再試行」で1セット。1週単位で「1年度分」を入念に解きます。

答案作成練習冬休み

時間分配や取捨選択などの「実戦の練習」をします。

「解ける問題」の完成度を高めることで、入試直前に最も必要な「自信付け」も同時に行います。

単元別学習は「夏休み」で終了

問題集による単元別学習が完了していないと複合問題である過去問は解けません。(説明をしても理解できません) このため問題集ベースの学習は「遅くとも夏休み」で終了する学習計画で進めます。

引受対象校05/10

  • 静大附属静岡
  • 静岡学園
  • 静岡雙葉
  • 英和女学院
  • 常葉
  • 静岡大成
  • 静岡サレジオ
  • 静岡翔洋
  • 静岡聖光学院
  • 城南静岡
  • 常葉橘
  • 静岡北
  • 清水南
  • 静大附属島田
  • 藤枝明誠
  • 藤枝順心
  • 常葉菊川
  • 静岡駅周辺6校が主要引受対象校です
  • 入塾時期によってはお引き受けできなかったりご利用クラスの指定をする場合があります
  • 静岡県東部西部や県外受験はお引き受けしていません

教室(クラス)06/10

静岡教室 Aクラス

完全マンツーマン対応を前提したコマ割りと定員設定。

1枠は80分で、定員は1名もしくは2名です。

時間帯 時間 定員
月曜
木曜
1 16:30-17:50 80分 1名
2 18:00-19:20 80分 1名
3 19:30-20:50 80分 2名

静岡Aクラスの最大受入人数は「4名」です。

静岡教室Bクラス

コスパを重視しながら受験指導に必要な対応時間を確保。

1枠は120分で、定員は3名です。2枠連続によるフリータイム利用も可能です。

時間帯 時間 定員
水曜 1 16:30-18:30 120分 3名
2 18:30-20:30 120分 3名

当クラスは体験や非公開コースでも使用しています。

焼津教室

「板書授業を行う超少人数制」による高密度な学習指導を可能にしています。

1枠は120分で、定員は2名ですが、完全占有(1名)も可能。また、出張対応(家庭教師)も承れます。

時間帯 時間
火曜
木曜
1 16:20-18:20 120分
2 18:30-20:30 120分

家庭教師でお引き受けする場合は1枠の時間に変更があります。

入塾審査07/10

適切で安全な個別指導のために入塾審査を厳格に行っています。

最低学力条件

学校のテストで概ね80点程度がとれていれば大丈夫です。あくまで目安であって厳密なものではありません。判定はご持参いただいたテスト答案で行いますので筆記試験は行いません。

基礎レベルからやり直すので、「九九ができない」「2桁以上の掛け算割り算のひっ算ができない」でなければ入塾そのものをお断りすることはありません。

志向性審査

学習効果が見込めない、あるいは「事故」の懸念がある方はお引き受けいたしません。

志向性審査は体験のときに実施します。

  • 他の習い事を週3回以上されている場合
  • 他の学習塾で「算数」を勉強している場合(珠算塾は可)
  • 本人が受験を拒否している場合 ※公立中学に行きたい場合も含みます
  • 【6年生のみ】志望校の学校説明会に参加していない

通常筆記テスト

5年生後期以降は一部志望校で足切り型の筆記テストを実施します。

筆記テストを実施する場合は体験がテストに置き換わります。

発達障がいや特殊な認知特性について

当塾は福祉寄りの学習支援サービスではありませんので、 勉強に集中できなかったりケアレスミスが多い場合は、学習環境、反復練習、行動欲求から原因を探して改善を試みます。このため「発達障がい」という言葉で結論づけられると学習指導が進められなくなります。

見解相違によるトラブルを防ぐため、勉強ができない理由を発達障がいと考えられている方や、既に通院や投薬をされている方はお引き受けしていません。

不登校や出席日数不足の方

受け入れ可能な学校を志望する場合はお引き受け可能です(通常審査どおり)

何らかの理由で学校に行くのが辛くなった場合は、無理して行かなくて良いと思っています。しかし恒常的な「学校に行かなくていい」や「通信制でいい」という考えは賛成しません。

復学をしたい。そのために学力の回復をして人間関係の環境をリセットする、という意味の中学受験は応援します。