静岡県中部地域の中学受験合格難度(疑似偏差値)

  • 2024.09.02

ネットの偏差値情報と実際の乖離を知っていただくための情報源として作成しました。

年度更新の予定はありません。

  • 合否決着点(推定)の難度を独自観点でスコアリングしています。数字格差は必要学習量や準備期間の差を意味します。
  • 偏差値っぽい書き方をしていますが、偏差値ではありません。
  • 情報Aはシリタス、情報Bはみんなの中学情報による、2022年7月7日時点の学校偏差値です。
  • 静岡県中部地域のみ。県西部(浜松)は比較用です。
  • 2022年度の内容です。

合格難度評価(2022年度版)

  当塾評価 情報A 情報B 四谷大塚換算
静大附属浜松(国) 70 60 51 55-60
浜松西(公) 60 59 48 50-55
静大附属静岡(国) 60 59 46 50-55
静大附属島田(国) 55 60 45
静岡学園 52 55 42 45-50
英和女学院※Adv 52 42 45-50
静岡サレジオ 50 47 38
静岡北 50 47 36
静岡雙葉 49 56 47
聖光学院 49 52 37
藤枝明誠 47 51 36
静岡翔洋 47 53 34
清水南(公立) 45 59 56
常葉大 橘 40 48 33
英和女学院 40 52 38
常葉大 常葉 30 48 33
静岡大成 30 48 34
藤枝順心 30 47 32
城南静岡 30
赤色 実質倍率(受験者数/合格者数)が1.1倍未満で推移している学校です(推定含む)
緑色 表中における中央値です。

そもそも学校偏差値とは?

特定の模試の利用者の受験校合否を追跡調査した統計です。厳密には「偏差値」ではなく「標本調査」です。

特定の学校について学力帯別の合格率がわかれば、その学校の合格に必要な学力目安がわかります。

学力が異なる9人が同じ学校を受験したとします。下記表は各人の模試偏差値と合否結果です。

  模試偏差値 合否
太郎 45 ×
次郎 45 ×
三郎 45
四郎 50
五郎 50
六郎 50 ×
七郎 55
八郎 55
九朗 55
  • 模試偏差値45の人は3人中1人、偏差値50は3人中2人、偏差値55は3人中3人が合格している。
  • この結果によると、この学校は模試偏差値55以上なら高確率で合格できると考えてよい。
  • よってこの学校の学校偏差値は55。

高校入試でおなじみの「内申点ボーダー情報」と同じしくみです。

学力偏差値との混同に注意

学力偏差値 特定のテストの受験者の中でのポジションを示したもの。模試偏差値と呼ぶほうが誤解をまねきにくいです。
学校偏差値 特定の模試受験者の合否を追跡調査したもの。同じ学校でもベースとなる模試によって値は異なります。
疑似偏差値
ランキング
何らかの実績を集計者独自の観点でスコアリングしたもの。ネットに散見する学校偏差値情報の多くはこれ。

偏差値は成績表の中でのみ有効な情報

学校偏差値は、集計元が主催する模試の結果をベースに作成されます。また、意味があるのは「比較した差」であり、個々の数字そのものには意味がありません。

活用のためには集計元となる模試を利用して自分の学力偏差値を予め知っておく必要があります。

改変履歴

  • 【2024.09.02】レイアウト変更に伴い一部の重要性の低い情報を削除。四谷大塚偏差値の換算を追加
  • 【2024.02.01】補足説明の追記・修正
  • 【2023.02.20】初版