2分でわかる。静岡の中学受験とお勧めする理由

Section1すべての人に中学受験をお勧めします

633制は過去のもの
  • 今般の大学受験事情において中高一貫校の優位性は絶対的
  • 部活や趣味の活動を高校入試で中断することなく6年間続けられる
大学進学は中学受験組が優位

旧帝大・医薬学部、早慶上理について、学年生徒数の10%程度以上の合格者を安定輩出している高校は次の7校。

  • 静岡高校(県立:国立中学卒業生の主要進学先)
  • 市立静岡(市立:国立中学卒業生の主要進学先)
  • 静岡学園(私立:中高一貫)
  • 静岡北(私立:中高一貫)
  • 静岡サレジオ(私立:小中高一貫)
  • 静岡聖光(私立:完全中高一貫)
  • 静岡雙葉(私立:完全中高一貫)

県内公立高校のトップである静岡高校(静高)の合格者の学年比率。

公立中学 国立中学(静大付属)
3~4%程度 50%程度

中学校の全国学力調査(数学)の結果抜粋

  公立 私立 国立
中央値 10 /16 12 /16 14 /16
正答率換算 62.5% 75.0% 87.5%
50点満点換算 31点 38点 44点
平成31年度(令和元年度) 全国学力・学習状況調査 調査結果資料 全国版 中学校:国立教育政策研究所

Section2どんな学校があるの?

静岡市からの標準的な通学圏内
進学校型 国公立や難関大学への進学
聖光学院静岡学園、藤枝明誠
内部進学型 接続大学への進学
静岡北、翔洋、常葉、橘、英和女学院
総合・リベラル型 受験教科以外の授業にも注力
雙葉、サレジオ、大成、城南、藤枝順心、清水南(県立)
教育実験型 大学の教育研究の場
静大附属(国立)
太文字は県内難関にカテゴライズされる学校
「2-4制」の学校は複数区分に該当することもあります
〔2-4制〕とは?

中学2年生までは共通の基礎教養学科に束ねられ、内部選抜を経て中学3年生から志望進路別の学科に振り分ける方式です。

「特進クラス」に相当する進学コースを設けている私立中高一貫校で採用されています。

進学校とは? / コース名の違いは?

共通試験(旧センター試験)を経由する大学進学を前提としたカリキュラムを行う学校のことです。コースや科類によって到達目標(カバー範囲)が異なります。

以下は代表的なコース名と設定到達目標です。

特進 旧帝大、医薬学部、早慶上理
※静岡では少人数制の選抜クラスであることが多い
探求英数理 GMARCH(首都圏有名私大)、地方国公立
普通科 地元公立、地方私立
※実質的には部活クラス

進学校の特徴や「進学校以外」との違い

  • 授業ペースが速い
  • テストや宿題、課外補講が多い
  • 大学進学の話題が多い(中高一貫校では中学時期から)
  • 通塾率が高い
  • 成績による優遇格差が大きい
  • 就職に極めて弱い(実質的に公務員系のみ)

なお、学区制公立中学校は上記をすべて満たす進学校です。到達目標は「公立高校進学」に設定されています。

Section3入試問題は難しい?

中学受験の問題

複数の知識を組み合わせて解く問題が中心です。中高数学の基礎問題と似た問題も出題されます。

静岡の受験対象校の入試問題は、中学受験問題(受験算数)としては「平均的~やや容易」です。

しかし学校予復習の延長で解けるものではないので、学校の算数と受験算数は違うものとして学習に取り組むことが重要です。

首都圏の中学受験との違い
  • 入試問題の難度が低い(県内最難関校でも中堅水準)
  • 二科目受験(算数・国語)なので必要学習量が少ない
  • 同日一斉実施のため併願できない(スベリ止め受験ができない)

入試問題(過去問)の難度のみで評価されがちですが、一発勝負の受験は小学生の年齢にとって非常に大きなプレッシャーです。安全方針をとって志望校ランクを下げる人も少なくないため、偏差値評価と実際の合格難度が逆転する現象も発生します。

「入試問題難度や偏差値情報=合格難度」ではないので注意です。

例題の答え【A】
  • 「立方体」の一辺は縦横高さが全て等しい。このことから各面は「正方形」であることがわかる。
  • 四角形の面積は「縦×横」で求められる。正方形は縦と横が同じなので「A × A=64㎠」であることがわかる
  • 同じ数をかけて64になる数(平方数)を求めれば、それが一辺の長さであることがわかる→1辺の長さは8㎝
  • 半分だけ水を入れたということは、高さが半分の体積を求めればいいことがわかる→8×8×4=256㎤
  • 256㎤をリットルに単位変換する。1㎤=1ミリリットルなので、256㎤は256ml。→0.256リットル
想像と単位変換
例題の答え【B】 連立方程式
  • 消しゴム1個110円であることがわかったので、いずれかの式にあてはめる。
  • 【鉛筆3本+220円=400円】→【鉛筆3本=180円】→鉛筆1本は60円

Section3高学年からでも間に合うの?

中学受験は5年生から

小学4年生冬休みから塾探しを始めて、5年生進級までにスタートするのがベストバランスと思います。

一般的な受験対策の長期スケジュール
学齢時期 学習内容
4年通期 勉強習慣定着
5年前期 既習範囲の再定着
5年後期 小学校範囲(学校難度)の先取り
6年前期 受験難度のインプット
6年後期 過去問による実戦演習

6年生で受験難度の学習を行うために学校未習範囲の先取りを5年生後期から始めます。このため先取りの開始時期が遅くなるほど受験難度の学習深度が浅くなります。

準備をはじめるリミットはいつ頃?

受験する学校によって異なりますが、静岡の場合は6年生夏休み前からのスタートでも合格ラインの深度に到達できると思います。

但し、「6年前期の学調で満点に近いスコアが出せている」「個別指導を受けられる」という前提がないと、最低得点を設けていたり志願倍率が1.3倍を超える学校は厳しいかもしれません。

Section5塾の選び方

中学受験は5年生から
  • 「カリキュラム制」であることが絶対
  • 「特定校特化」が望ましい
  • 「個別指導」は殆どのケースで必須

学校の授業に連動しない受験塾は、選び方を間違えると学習効率の低下や塾費の負担が大きくなりがちです。

特に注意が必要なのは次の3点です。

  • 学校の友達と一緒
  • 複数の塾の掛け持ち
  • 5年生後期からの転塾
学校の友達と一緒はなぜいけないの?
  • 学習の価値観や欲求段階が変わりにくい
  • 嫉妬や共依存、焦りによる悪影響が発生しやすい(特に女子)
  • 保護者間のマウント合戦が過熱しやすい

塾で友達ができたり偶然一緒になることと、学校の交友関係や価値観を持ち込むことはまったく違います。

複数塾の掛け持ちはなぜいけないの?

学習サイクルがパラレル化するからです。

受験対策をする時点ですでに「学校」とのパラレルになっているのですから、さらに塾を増やすのは「テレビを見ながら夕食の支度をして仕事の電話に応答する」というようなものです。

受験対策塾の授業は学校よりも高密度ですから授業適応に必要な予復習の物量もそれだけ多くなります。他塾に行くことでその時間が無くなれば本来得られる効果もなくなってしまいます。

「掛け持ちの必要がない塾」を選ぶことがとても重要です。これは指導力だけでなく補講や季節講習の有無も含めてのことです。

5年生後期からの転塾はなぜいけないの?

学習サイクルがリセットされるからです。

受験対策は長期計画で行われるため、転塾は転職と同じようなリスクを伴います。

次のようなケースでなければ転塾は避けるほうがいいと思います。

  • 今の塾は「受験対策塾」ではない(塾の選択ミスや学習目的の変化)
  • 今の塾で学力最上位層で、上の選抜クラスが存在しない(天井)
  • 今の塾が個別指導で講師との相性が悪すぎる(避けられない不運)
塾費の予算は月平均5万円以上で

料金相場を学齢で考える人は多いですが、受験対策は学校補習とは違うので、少ない予算で検討すると必要十分のサービスを提供する塾が見つかりにくくなります。

家庭教師を利用する場合

次の2種類がありますので、目的に合ったものを選ぶことが大切です。

  • 一括依頼(学習マネジメント型)

受験指導を行う家庭教師の多くはマネジメント型です。

留意点は、「元となる授業」がない個別指導はインプットのコマ数が必要になるため、月料金は高卒初任給より高額になります。

当塾はインプットを映像教材で代替することでコマ数を抑えています。

  • 集団指導型進学塾の補習

利用している塾に個別の質疑応答が設けられていない場合の選択です。

メインの塾で使用しているテキストの解説ができる講師を選ぶ必要がありますが、対応できる家庭教師はそれほど多くないと思います。

なお、マネジメントを家族対応する場合もこれと同様です。

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